セミナーの様子COMMEMTS
受講生の感想(2025年度)
【⑤「合意形成マネジメントの技術と戦略」クラス】
セッション1 合意形成マネジメントの技術
- 最も印象に残ったのは、「合意形成は説得や交渉とは異なる」という明確な定義だった。既存の選択肢から選ばせるのではなく、全員の興味関心を包含する新たな選択肢Fを共創するという発想は、自分がこれまで「合意形成」と呼んでいたものの多くが実は「同意の取り付け」だったことに気づかせてくれた。また、「生身の人間」という概念が実務的に響いた。ステークホルダーを「行政」「専門家」といったカテゴリーで捉えがちだが、実際には固有の来歴と感情を持つ個人である。この視点を持つだけで、相手への向き合い方が変わるという感想を持った。
- あっという間に講義終了時刻をむかえていたことに驚くほど、興味深く集中してお話を聴かせていただきました。これまで感覚で捉えていたものを、わかりやすく見える化して整理して頂いたように感じます。次回も生々しいお話を楽しみにしております。ありがとうございました。
- 自身は行政職員の立場ですが、合意形成を実践する際に、現場で意識するべきことが非常に分かりやすく論理的に整理されていて、とても参考になりました。このセッションをとおして、マネジメントチームの結成、ズームアウトしてズームイン、グラウンドルールの策定及び多様な対話の形など、様々な観点を意識して行うことで、合意形成へと近づくのではないかと思いました。最後の合意形成プロセス構造把握フレームによる構造整理は手元で常に確認できるようにしておきたいなと思っています。

(2025年度⑤「合意形成マネジメントの技術と戦略」クラス、セッション1 にて)
セッション2 合意形成マネジメントの戦略
- 合意形成を醸成していくプロセスにおいて、全ての参加者の立場や意見の違いをまとめていく際には、最初の段階で、ゴールはwin or loseではなくwin
and winを目指すことを明確にして、その方針を参加者全員が絶対に守ることにすれば、成功する確率が高まるように感じました。この辺りの合意形成に向けて取るべきステップやプロセスは、将棋や囲碁の「ツメの手順」と共通するものがあるように思います。このような手順を上手くリードできることが、コーディネータのプロフェッショナルな価値になるのでしょう。
- 高田先生のお話にありました、多くの実践から理論化を行い、理論化されたものを現地での実践にフィードバックする研究スタイルについて関心があります。二回の授業でお話された内容について、どういった実践がどの理論に結び付いたかなど、もう少し具体的にお聞かせいただければ幸いです。自分なりにこれまでの行政での経験を理論化できないかということに興味があるため、ということもあります。
- 前回は合意形成の手法が中心で、今回のセッションでは合意形成の具体例を示して説明をいただけたので、より理解が深まりました。実際の現場の状況に合わせて、どのように考えていくか、どういった手法がより効果的なのかといったことを様々なケースから学ぶことができ、とても良い学びになったと実感しています。

(2025年度⑤「合意形成マネジメントの技術と戦略」クラス、セッション2 にて)
